「駐車場が前向き駐車指定だけれど、うまく入れられるか不安」
「前から入れるだけなのに、なぜこんなに難しいのだろう?」
一般的に、バック駐車を苦手とするペーパードライバーの方は少なくありません。しかし、駐車場の構造によっては、前向き駐車の方が難しく感じられる場合もあります。
今回は、初めての一人暮らしを控えた20代男性の講習事例から、前向き駐車が難しくなる理由と、練習の進め方をご紹介します。
新居の駐車場は前向き駐車の指定
今回のお客様は、免許取得から約4年間ほとんど運転していなかった方です。
新社会人として働き始めることになり、初めての一人暮らしに向けてマイカーを購入されました。
ところが、新居で契約した駐車場には前向き駐車の指定がありました。

しかも、駐車スペースの状況から、簡単には車を入れられそうにないとのことです。
ご両親と現地を確認した際には、普段から運転されているお父様も、前向きで駐車するのは大変だと話されていたそうです。
毎日利用する駐車場だからこそ、納車前に練習しておきたいというご希望でした。
前向き駐車でも難しくなる理由
前向き駐車は、車の前方から駐車枠に入る方法です。
一見すると、バック駐車より簡単そうに思えるかもしれません。
しかし、実際の難しさは駐車場の条件によって変わります。
例えば、駐車枠の前にある通路が狭い場合、車の向きを十分に変えることができず、一度で枠内に収まらないことがあります。
また、周囲の車や壁などとの位置関係によっても、必要な操作は異なります。
前向き駐車だから簡単とは限らず、駐車場の構造に合わせて車の動きを考える必要があるのです。
駐車場の形を紙に描いて考える
今回の講習では、最初に交通量の少ない道路で基本操作を確認し、その後、一般道路での走行練習を行いました。
運転にも少しずつ慣れてきたところで、新居の駐車場について詳しくお話を伺いました。
ただし、今回は実際の駐車場で練習できるわけではありません。

そこで、駐車枠や周囲の状況を紙に描いて整理することにしました。
駐車場の条件を確認したうえで、似た状況を想定して練習していただきます。
すると、やはり一度の操作で車を入れることは難しく、途中で切り返しが必要になることが分かりました。
切り返しは失敗ではなく必要な操作
駐車が苦手な方の中には、一度で駐車できないことを失敗だと感じる方もいらっしゃいます。
しかし、駐車場の条件によっては、最初から切り返しを想定しておく方がよい場合もあります。
今回も、前向き駐車の基本操作に加え、切り返しの方法を確認していただきました。
最初は思うように車を入れられませんでしたが、車の動きを確認しながら繰り返すうちに、少しずつ操作が安定してきました。
大切なのは、一度で入れることにこだわるのではなく、周囲の安全を確認しながら、必要な位置修正を行うことです。
なお、実際の新居の駐車場とは条件が完全に一致するわけではありません。納車後には、車の大きさや周囲の状況を改めて確認する必要があります。
通常のバック駐車も練習
前向き駐車を練習した後、お客様から通常のバック駐車も確認したいというご希望がありました。
そこで、残りの講習時間を使ってバック駐車にも取り組みました。
こちらも最初は難しく感じられていましたが、何度か繰り返すことで徐々に操作が安定しました。
最終的には、隣にほかの車が駐車している状況でも、ご自身で判断しながら駐車していただくことができました。
前向き駐車とバック駐車では、車の動かし方が異なります。
どちらも経験しておくことで、今後さまざまな駐車場を利用する際の準備になります。
駐車場に合わせた練習が大切
今回のお客様は、納車後にお父様と一緒に、新居の駐車場で前向き駐車を練習する予定とのことでした。
今回の講習では、紙に描いた配置をもとに条件を整理し、前向き駐車と切り返しを練習しました。
ただし、想定した場所でできた操作が、実際の駐車場でもそのまま通用するとは限りません。
実際の車両や駐車場の条件を確認し、安全に十分配慮しながら練習することが必要です。
駐車が難しい原因は、運転経験の少なさだけでなく、駐車場そのものの構造にある場合もあります。
前向き駐車だから簡単だと思い込まず、駐車場に合った方法を考えることが大切です。
実際に講習を受けた方の声
自宅駐車場に合わせた講習のご案内
愛知ペーパードライバースクール名古屋校では、駐車場の条件や運転経験に合わせた講習にも対応しています。












