「ペーパードライバー講習を受けて道路は走れるようになった。でも、一人で運転するのはまだ不安」
そんな状態から、次に何を練習すればよいのでしょうか。
今回ご紹介するのは、約10年間ほとんど運転しておらず、まず自動車学校で4時間のペーパードライバー講習を受けた30代女性の事例です。
自動車学校では所内と路上で練習し、基本的な運転はできるようになっていました。
そこで今回は基本操作を最初からやり直すのではなく、お子様の送迎や買い物など、これから実際に車を使う場所を走ることを中心に練習しました。
そして、実際に生活圏を走ってみたことで見えてきた大きな課題が「駐車」でした。

子どもの送迎や買い物のため、10年ぶりに運転を再開
今回のお客様は、免許を取得してから約10年、ほとんど車を運転していませんでした。
運転を再開しようと思われたきっかけは、お子様が生まれたことです。
幼稚園への送迎や、お子様を連れての買い物などを自転車でされていましたが、日常的な移動にかなり負担を感じるようになっていたそうです。
そこで車を使えるようになりたいと考え、運転の練習を始めました。
ただ、10年近いブランクがあります。
いきなり一般道路を運転することには不安があったため、最初に選ばれたのが自動車学校でのペーパードライバー講習でした。
まず自動車学校で4時間練習
自動車学校では、合計4時間練習されたそうです。
最初の2時間は所内で練習し、その後の2時間は一般道路での路上練習。
いきなり交通の流れの中へ入るのではなく、まず所内で運転操作を確認してから一般道路へ進むことができました。
その後も練習を続けたいと考えていましたが、予約を取ることが難しかったため、別の練習方法を探して当スクールへお申し込みいただきました。
実際に最初の運転を見せていただくと、自動車学校で4時間練習されていたこともあり、10年ぶりに初めて運転する方と比べて、すでに運転には安定感がありました。
そこで今回は、アクセルやブレーキ、ハンドル操作などを最初から繰り返す必要はないと判断しました。
次の練習は「実際に車で行きたい場所」へ
今回の目的は、ただ道路を走れるようになることではありません。
お子様の送迎や買い物など、日常生活で実際に車を使えるようになることです。
そこで、今後車で行きたい場所を実際に回ってみることにしました。
まずはご自宅から、お子様が通う幼稚園へ。
さらに幼稚園から普段利用するスーパーへ向かい、最後に自宅へ戻ります。
つまり、
自宅 → 幼稚園 → スーパー → 自宅
という、今後の日常生活でそのまま使うことになる経路です。
すでに基本的な走行はできていたため、こうした実際の生活圏を走りながら、一人で運転するために何がまだ難しいのかを確認していきました。

実際に生活圏を走って見えてきたのが「駐車」
練習中、お客様からこんなお話がありました。
「駐車が難しいです」
自動車学校でも駐車は経験していましたが、ご本人としては実際にどうやって駐車すればよいのか、まだイメージがつかめていないとのことでした。
そこで、今回立ち寄った商業施設の駐車場で、改めて駐車をしていただきました。
実際にやってみると、確かにかなり難しく感じている様子でした。
そこで車をどのように動かしていくのかを改めて説明し、何度か繰り返していただきます。
すると、少しずつ車の動きと駐車のイメージがつながってきました。
最終的には、こちらから誘導しなくても、ご自身で駐車できるようになりました。
「実は自宅の駐車場も難しいです」
商業施設で駐車を練習した後、さらにもう一つ困っていることが分かりました。
「自宅の駐車場も難しいです」
ということでした。
実は講習をスタートしたとき、私自身もその駐車場を見て、
「運転に慣れていない状態だと、ここは少し難しそうだな」
と感じていました。
そこで予定より少し早めに自宅へ戻り、残りの時間を自宅駐車の練習に使うことにしました。
商業施設でできても、自宅では同じようにいかない
先ほど商業施設で練習した駐車を思い出しながら、自宅駐車場でも実践していただきました。
ところが、やはり難易度が違います。
商業施設の駐車場ではできるようになったことも、自宅の限られたスペースでは同じようにできるとは限りません。
最初はかなり難しく感じていらっしゃいました。
それでも、一つずつ車の位置を確認しながら慎重に繰り返します。
何度も練習していくうちに徐々に安定感が出てきました。
そして最後には、こちらから声を掛けて誘導する必要もなく、ご自身で自宅の駐車場へ入れられるようになりました。
自動車学校での練習があったから、次の段階へ進めた
今回の講習では、基本的な運転操作に多くの時間を使っていません。
それができたのは、その前に自動車学校で4時間練習していたからです。
所内で基本操作を練習し、その後は一般道路へ。
そこで身につけたものがあったため、今回はさらに次の段階として、
実際の送迎ルートを走る
→ 普段利用するスーパーへ行く
→ 商業施設で駐車する
→ 難易度の高い自宅駐車を練習する
という、日常生活に近い練習へ時間を使うことができました。
ペーパードライバー講習は、毎回一から同じ練習をする必要はありません。
それまでにどんな練習をしてきたのか、現在どのくらい運転できるのかによって、次に必要な練習は変わります。
「道路を走れる」と「一人で生活に使える」の間を練習する
ペーパードライバーの方にとって、一般道路を走れるようになることは大きな一歩です。
しかし実際に一人で車を使おうとすると、
幼稚園までどうやって行くのか。
スーパーの駐車場に停められるのか。
最後に自宅の駐車場へ戻せるのか。
といった、別の課題が出てくることがあります。
今回のお客様も、道路を走ることにはすでにある程度の安定感がありました。
だからこそ、実際の生活圏を走ってみたことで「駐車」という次の課題を具体的に確認できました。
講習終了後は、今後ご家族と練習しながら、少しずつ一人での運転に慣れていくとのことでした。
自動車学校などですでに練習した経験がある場合も、必ずしも同じ内容を最初から繰り返す必要はありません。
今できることを確認して、その先に必要な練習をする。
それも、運転再開の一つの進め方です。
実際に使う経路や駐車場の練習をご相談ください
愛知ペーパードライバースクール名古屋校では、これまでの練習経験や現在の運転状態を確認しながら、実際に車を使いたい場面に合わせて講習を進めています。
「自動車学校で練習したけれど、まだ一人で運転するのは不安」「送迎や買い物の経路を走ってみたい」「自宅やよく利用する施設の駐車場を練習したい」という方も、ご相談ください。
公式サイト
実際に講習を受けた方の声もご紹介しています
「自分と同じように、運転することに強い不安を感じていた人はいる?」
「実際に講習を受けた人は、どのように感じている?」
という方に向けて、実際にペーパードライバー講習を受講されたお客様からいただいたアンケートやご感想をご紹介しています。













