昨日までブレーキの基本の再確認をさせて頂きました。本日もブレーキのお話です。今日は、恐怖のタイヤのロックについてです。
皆さんは、タイヤのロックという現象をご存じでしょうか?最近では、車の盗難を防止するためにタイヤに取り付ける器具のことを思い浮かべる方も多いかと思います。
本日のお話は、車の盗難防止器具についてではありません。
今日ご案内するタイヤのロックとは、ブレーキを操作する際にブレーキ力が強すぎることが原因でタイヤの回転が止まってしまうことをいいます。
通常走行する車のタイヤは、ぐるぐると回転をしながら進んでいますよね?
ところが、ブレーキが強すぎることで、その回転が停止してしまう事があるのです。ところが、車は慣性によってタイヤの回転が止まっても車はどんどん進んでいくのです。
そうなると言わば車が路面を滑っている状態ですので、ハンドル操作も効かず完全にコントロールを失った状態になるのです。
そのためにブレーキ操作をする際には、タイヤをロックさせない強さで踏むことが必要になるのです。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。