2021.07.09

~恐怖の高速催眠現象とは?~交通ルールの再確認!高速道路に関するルール編 その27

交通ルール解説

昨日は、高速走行前の体調管理の重要性と高速走行時に体調が悪くなった際のご案内させていただきました。

本日は昨日のお話に少し関連したお話です。昨日は体調に関するご案内ですが本日は、高速催眠現象というお話になります。

高速催眠現象という言葉はあまり聞きなれない方も多いかもしれません。こちらは、高速道路の構造上ドライバーが陥りやすい状態のことです。

具体的には、高速道路の特徴として、信号機がほぼ無く交差点も一般道と異なり立体交差になっていたり、カーブなども緩やかな構造になっていたりと、道路環境が一般道路よりもかなり単調な造りとなっています。

そのために、運転操作も少なくなり意識レベルが低下しやすく、居眠り運転や、居眠りまで行かずとも目は開いているのに判断停止状態となり、目で見た情報が脳でうまく処理判断ができずに追突事故など重大事故につながることがあります。

 

例えば、故障車などが路肩に駐停車していてもその故障車は見えているのに、止まっている車がいると脳が判断できず追突するという具合です。

そういった状態が高速催眠現象と呼ばれるもので、そのような状態に陥ることがないように、高速道路を運転するときには、サービスエリアやパーキングエリアで適度な休憩をとり心身をリフレッシュしつつ運転を続けるようにしてください。

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。