昨日は、なぜ運転が危険な行為なのかということをご案内させて頂きました。
本日は、昨日の内容を踏まえたうえでのお話です。
まずそもそも運転とはどのように行うのでしょうか?よく言われる運転の3つの要素について本日はご案内させて頂きます。
運転の3つの要素とは、「認知」「判断」「操作」と呼ばれているものです。認知とは、見ること運転に必要な情報収集のことです。
この情報収集がとても重要で、認知ミスが世の中で起きている事故原因の実に6割とも7割ともいわれています。
続いて判断とは、前述の認知をもとにその情報からどのように運転操作を行うと安全かつ円滑かを考えます。
そして、その判断をもとに実際に車の操作を行います。この認知と判断と操作を常に連続して行い続けるのが車の運転となります。
ところが私たちは、昨日ご案内させて頂いた通りそもそもその能力は、車の速度に対応していません。つまり、運転の3要素を行うには多少の時間がかかってしまうのです。
上記のことを考えると、刻一刻と変化する道路状況を的確に認知し判断するということがとても難しいことがお分かりいただけたでしょうか?
まして、全ての人が同じように運転できるわけではありませんので、慣れている方や不慣れな方、運転を始めたばかりの方など実にさまざまな方と道路を共同で利用していますので相手の方がご自身と同じように認知し判断・操作をするかどうかはわかりません。
その様なこともすべて含めて安全かつ円滑な運転を行う必要があるのです。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。