交通ルール解説
昨日は、様々な場所での駐停車の方法をご案内させていただきました。本日は、その駐停車を行う時間が夜間などだった場合や天候などで自車の存在が見えにくい場合にご注意いただきたいことをご案内させていただきます。
なぜ夜間に駐停車する場合には、昨日までの駐車方法以外のルールが存在しているのかといいますと、夜間、運転者が路上駐車をしている車を発見するのはかなり困難です。
場合によっては発見が遅れてしまえば、追突などの危険性が大きくなってしまいます。ですので、本来は夜間の路上駐停車は、できるだけやめていただかないほうがいい行為になります。
やむを得ず駐停車する場合には危険防止のため下記のルールを実践してください。
まずそもそも夜間とは、日没から日の出までの時間を夜間と考えます。
その夜間に、バイク以外の自動車を道路上に駐停車するときには、その場所を通る車の運転者に駐停車していることが分かるように、非常点滅表示灯や尾灯などをつけなければいけにことになっています。
以前は駐車灯という機能がついている車がありその駐車灯でもよかったのですが、現在の国産車ではあまり見かけませんので、非常点滅表示灯か尾灯を点灯させてください。
※一部海外産の車では駐車灯(パーキングランプ)を使用することもできます。
ただし、夜間であっても50m後方から見えるような明るい場所に止める場合であったり、停止標示機材を使用して駐車したりする場合は、上記ランプは使用する必要はありません。
また、昼間であっても濃い霧などが原因で50m後方から見えないような状況で駐停車する場合も、上記のライトの点灯をしていただく必要があります。
時間や状況によって駐停車を行う際のルールもご理解いただければと思います。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。