交通ルール解説
本日からは、追い越しなどに関するルールのご案内をさせて頂きます。まだ運転に慣れていない方にとっては、実際に追い越しを行うことは少ないかもしれませんが、絶対に行わないということは難しいです。
例えば前方に自転車がいる場合や低速で作業を行っている車両がいる場合には追い越しの必要性が出てきます。そんな場合のルールのお話です。
最初に、よく間違われてしまう追い越しと追い抜きという二つの言葉の違いをご理解ください。
追い越しとは、車が進路を変えて走行中の前車の前方に出ることをいいます。一方で、追い抜きとは車が進路を変えないで走行中の前車の前に出ることをいいます。
ここでのポイントは2つです。一つ目が走行中の車の前方に出ることを追い越しや追い抜きと呼びます。したがって、停止している車の前方に出ることは追い越しや追い抜きとは呼ばないのです。
そして二つ目のポイントは、追い越しは進路変更を伴う行為で、追い抜きは進路変更を行わない行為となります。
非常に似た言葉で混乱しやすいかと思いますが区別してあげてください。といいますのも、明日以降ご案内させていただくルールの中に、追い越し禁止に関するお話が出てきます。
その時に追い越しは禁止だけど追い抜きはできるということが出てきます。何が良くて何がダメなのかを正確に判断していただくためにも、ご理解のほどをよろしくお願いします。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。