交通ルール解説
昨日は、高速道路における風が強くなりやすい場所についてご案内させて頂きました。本日は、その風の影響を受けやすい車についてです。
私たちが運転する車には様々な種類があります。その車の大きさや形又は、重さといった様々な要因によって風の影響を受けやすい車、受けにくい車という違いが出てきます。
ご自身が運転する車が風の影響を受けやすいかまたは受けにくいかを知っておくのは大切です。
ただ風の影響を受けにくい車だからといって、運転中に全く風に関して考えなくてもいいのかといえばそうではありませんのでその点にはご注意ください。
では一体どのような車が風の影響を受けやすいのでしょうか?
まずは、車体の軽い車です。
軽い車というと皆さんはどのような車を想像されるでしょうか?すぐに頭に浮かびそうなのが、軽自動車ではないでしょうか。
軽自動車は、車両重量が軽いため風の影響を受けやすいといえます。
他には、車の高さが高い車です。こちらはトラックやバスといった車両がイメージしやすいかと思います。
ただし、普通車の中にもワンボックスカーなど車高い車両もありますし、ルーフボックスなどを使用している場合はその分車高が高くなりますので風の影響を受けやすいといえます。
そして最後が車体側面の面積が大きな車です。少しイメージしにくいかもしれませんので2枚の写真をご覧ください。
同じトラックでも荷台の形状が違うのがお分かりいただけるかと思います。2枚目の写真のトラックが荷台部分の面積が大きいために風の影響が大きいといえます。
このように車の種類によって風から影響の受けやすさが変化します。
ご自身が運転する車が風の影響を受けやすい場合には十分にご注意いただきたいのですが、そうでない場合でも皆さんの周囲には風の影響が大きい車が同じ道路を走行しているということを認識して運転してください。
隣の大型車が風にあおられて皆さんの車に迫ってくるかもしれません。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。