2021.08.04

~慌てないで!風が強い日の運転~交通ルールの再確認!高速道路の走行編 その26

交通ルール解説

一昨日、高速道路上で風の強くなりやすい場所と昨日、車の種類によって風からの影響が異なるというお話をご案内させて頂きました。

本日は、そんな風の強い時にはどのような運転が必要なのかをご案内させて頂きたいと思います。

 

風から受ける影響は、走行速度が速くなればなるほど大きくなります。

そのため風が強い日や風が強い場所で運転する場合には、速度をひかえるとともにハンドルを取られないとうにしっかりと両手で握って運転をしてください。

また、強風により進路が崩れた際に慌てて進路を戻そうと急なハンドル操作を行うと横転したり、車線を逸脱したりする可能性が出てしまいますし、強風に驚いて急ブレーキをかけてしまうと追突の危険性も生まれてしまいます。

 

他にも風によって、飛ばされた落下物などが高速道路上に落ちている場合も考えられます。

車が風の影響を受けて左右に流されると感じる場合は無理をせずサービスエリアやパーキングエリアなどで休憩し風が弱まるのを待つのも大切になります。

 

そして季節によっては、竜巻や台風といった風が強くなる状況があります。台風などは事前にわかりますので、計画を取りやめ運転するのを控えることも大切です。

 

一方で竜巻は、突発的に発生するものでもあります。竜巻の発生の危険性があるときには気象庁から「竜巻注意情報」が出されることがありますのでそういった情報収集を行っていただくのも安全運転のためには必要になります。

このように目に見えない風が運転に思わぬ影響を及ぼすことがありますので十分にご注意ください。

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。