交通ルール解説
昨日、夜間の高速道路走行中は、私たちの目が昼間の停止中に比べ視力・視野ともに大幅に低下している状態になるというご案内をいたしました。
そして本日はそれを踏まえてどのような注意をもって運転していただきたいのかというお話です。
一昨日に夜間は、交通量が昼間に比べ少ないために油断してしまい速度超過をしてしまう方が多くなるというお話をさせて頂きました。
ところがそんな油断し速度超過をしやすい状況にもかかわらず私たちの目は夜間と速度からくる視力・視野の著しい低下してしまうことを考えていただくと意識的にスピードを控えるようにしていただく必要があるということがお分かりいただけるかと思います。
なぜなら、視力・視野が低下するということは、前方の状況把握が難しいということになり、前方に故障車や落下物がある場合に発見が遅れる可能性が昼に比べ高くなります。
その様な状況下で速度が早ければそういったトラブルがあった際に対応しきれないことが考えられるからです。
また、一般道路でもいえることですが、夜間は車間距離が短くなる傾向が多く意識的に車間距離を多く保持していただく必要があります。
具体的には、時速100キロで走行中であれば100メートル、時速80キロで走行中であれば80メートルの保持がよく言われる高速道路を走行中の車間距離ですが、それを少し多めに保持していただくようなイメージです。
いかがでしょうか、夜間の高速道路を運転する際には、意識的に車間距離と速度に注意しなければいけないことがお分かりいただけたでしょうか。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。