交通ルール解説
本日も冬の高速道路を走行するときのお話です。昨日は、どのような操作を心がけていただきたいのかというお話をさせて頂きました。
本日は、冬の高速道路で少し変わった場面をご紹介させて頂きます。それは、作業車に関するお話です。
作業者とは、高速道路の保守管理のために、何らかの作業を行っている車のことで、冬以外の季節でも様々な車がいろいろな作業を行っています。
基本的には、低速で走行しているので追い越しをしていただくことになりますが、冬の作業車に関してはその作業の性質上追い越しはしないでいただきたいのです。
そもそも冬の作業車はいったいどのような作業を行うのでしょうか?
よくあるのが除雪作業です。これは文字通り高速道路上に降り積もった雪を取り除いてくれるものです。
除雪作業のため低速で走行しているため後続車の渋滞が予測されますが、雪を取り除いている状態の方が安全に走行できますので、追い越しを行わずに追従してください。
また、本線や路肩などの除雪を行なった際の雪を本線外に排雪するための作業を行っている場合もありますのでご注意ください。
またその他にも、路面凍結を防止するための固形の塩や塩水といった凍結防止剤を散布している作業車もあります。
上記のような様々な作業車が冬の路面の整備を行ってくれています。当然路面整備がされている作業車の後ろの方が安全に通行できます。
そのため、作業車は追い越さずに後続を追従していただきたいのですが、その際には、車間距離に注意してください。
特に固形の塩を散布している作業車に近づいて車に当たってしまうこともあるようです。
上記のように冬の作業車は私たちの安全な高速道路の通行に直結した保守管理を行っていますので、十分にご注意ください。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。