昨日までは、危険予測運転とブレーキの構えなどについてご案内させて頂きました。本日から、少し内容が変わり運転の3つの要素である「認知」「判断」「操作」の中で最も重要な認知についてご案内させて頂きます。
この認知は、事故原因の実に6割とも7割ともいわれているぐらい重要な部分になります。
私達は、様々な情報を得る際に「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」五感の全てを使います。
それは運転においても同じです。では、運転をする上で一番重要な感覚はいったい5つの内どれでしょうか?
皆さんもお分かりだと思いますが、周囲の情報を認知するためには、視覚が最も重要になります。
実際に私たちは、私生活の中で視覚からの認知が8割といわれているぐらい重要な感覚になります。ただその他4つの感覚も重要ですが認知という部分では割合は多くありません。
それは運転においても同じになります。運転においても五感の内、視覚が最も重要になることは多くの方の想像の通りになります。
実際に運転免許を取得する条件には、視力の条件があり普通車の場合ですと、両眼で0.7以上かつ片眼で0.3以上必要とされています。
仮に片眼が0.3に満たない場合もしくは視力が完全に失われている場合には、もう片眼の視野が左右150度以上で視力が0.7以上必要とされています。
この条件が満たされない場合には、眼鏡条件が付与されます。もしメガネなどを使用しても上記条件が満たせない場合には、運転免許の取得をすることができなくなっています。
それぐらい運転上の認知において視覚が重要とされているのがお分かりいただけたでしょうか。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。