昨日は、一般道路での最高速度である法定速度である時速60キロの速度でコンクリートの壁にぶつかるとビルの5階程度の高さから転落するときの衝撃力と同程度であることをお伝えさせて頂きました。
本日は、走行速度の違いによる衝撃力との変化についてです。
衝撃力は速度が速くなればその分大きくなることは、ご理解いただけていると思います。
それでは速度の変化によりどれぐらい衝撃力の変化があるのでしょうか?
車が衝突するときの衝撃力は、速度の二乗に比例するといわれています。
速度の二乗に比例とは、速度が2倍になれば衝撃力は2倍の二乗で4倍になります。速度が3倍になれば3倍の二乗で衝撃力は9倍になるのです。
つまり、時速20キロでぶつかった際の衝撃力と時速60キロでぶつかった際の衝撃力は、速度が3倍ですが衝撃力は9倍になってしまうのです。
速度が速くなればなるほど、それに伴い衝撃力はとてつもなく大きくなっていくことがお分かりいただけたでしょうか。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。