2022.07.26

~衝撃的な衝撃力のお話~ 運転するなら知っておきたい安全運転知識

昨日からは、車に関わる自然の力として、衝撃力についてご案内をさせて頂いております。そして、本日もその衝撃力の続きになります。

 

昨日のお話の中で衝撃力は、速度が速いとその分衝撃力が大きくなることや、同じ速度であっても重量が重たい大きな車になると衝撃力が大きくなることをお伝えさせて頂きました。

他にも衝撃力の特徴として、硬いものに瞬間的にぶつかると大きくなります。

 

よく自動車学校でたとえ話に使われるのが、時速60キロの速度でコンクリートの壁にぶつかった場合の衝撃力は、高さ14メートルから転落した場合と同じ程度だといわれます。

高さ14メートルといわれてもあまりイメージしにくいかもしれませんが、14メートルはビルの高さ5階程度といわれますので、5階から転落したらものすごい衝撃力を受けることが想像できるのではないでしょうか?

 

時速60キロというのは、一般道路であれば規制速度がない場所での最高速度である法定速度と同じであり多くのドライバーが日常的に扱っている速度域になります。

そんな普段出す速度であってもひとたびコントロールを誤れば自身や相手をとても大きな衝撃力が襲うことを十分にご理解ください。

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。