2022.04.13

~反応時間を短くするには?~ 運転するなら知っておきたい安全運転知識

昨日は、危険を認知してからブレーキをかけ車が減速するまでに1秒の反応時間がかかり、その1秒間の3つに分けた内訳についてご案内させて頂きました。

 

そして本日は、その1秒を短くする方法についてご案内させて頂きます。

昨日ご案内した反応時間の内訳、「反射時間」と「踏み替え時間」と「踏み込み時間」の内ブレーキペダルに足を乗せ換える踏み替え時間に注目してください。

 

危険を感じてから足が動くまでの反射時間とブレーキペダルを踏み実際に車が減速するまでの時間である踏み込み時間に関しては、短くすることは難しいですが、ブレーキペダルに足を乗せ換える踏み替え時間は、工夫することで削ることができるのです。

それは、危険を発見してからブレーキに足を乗せ換えるのではなく、危険な状況になりそうだと感じた時に前もって足を乗せ換えておくのです。

 

これを、ブレーキを構えるといいますが、事前に足を乗せ換えておくことで本来必要な反応時間1秒の内で半分の0.5秒を短くできるのです。

そしてこの0.5秒は日常の0.5秒ではなく危険が差し迫った一刻を争う状況での0.5秒です。この0.5秒を短くすることで、本来かかる車の停止距離よりも短い距離で停止することができるというわけです。

 

それでは明日は、その方法についてご案内させて頂きます。

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。