交通ルール解説
本日まで17日間に亘りご案内させていただきました駐車と停車に関するお話は本日でひとまず区切りになります。
駐車と停車に関するお話の最終日である本日は、路上駐停車が及ぼす周囲の交通への影響に関してです。
法令で禁止された場所ではもちろん、禁止がされていない場所であっても、路上駐停車を行うと、他の交通や、沿道に住む住人などに足して危険や迷惑を与えることにもなりかねません。
周囲に与える影響を考えることなく路上駐車や停車を行うと、歩行者や他の車の交通を妨げてしまったり、渋滞の原因となったりしてしまいます。
路上駐停車を行う際には、自車の及ぼす周囲の影響を考え他の交通に迷惑をかけたり、歩行者に危険を与えたりしない場所に駐車をしていただきたいと思います。
1台の車が路上で駐車をした場合、その場を通る他車に対する影響は、1台分のスペースではありません。その駐停車車両を避けるために、対向車側にはみ出さなければいけない状況になれば、その場所を通行する他車に危険な状況や渋滞という大きな影響を与えてしまいます。
また、広い道幅がある場所であっても、駐停車車両は視界をさえぎり歩行者や他の車に死角をつくってしまいます。その死角が道路の危険度を上げてしまいます。
特に体の小さなお子様は、駐車車両にすっぽりと隠れてしまい非常に危険な状況が生まれてしまうことも考えられます。
たった一台だけだからとか、短い時間だからというという安易な気持ちで駐停車することなく周囲の交通者などにしっかり配慮をもって駐停車を行ってください。
駐車や停車に関するお話は、かなりボリュームもあり難しい部分も多いかと思いますがご理解をお願いいたします。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。