2020.05.14

脱ペーパードライバーに向けての状況認知判断トレーニング~交差点編Q12~

脱ペーパードライバーに向けての状況認知判断トレーニング~交差点編Q12~

 

車の運転で重要なことは、「認知」「判断」「操作」の3つです。

 

その中で、「交通事故の主な原因となるものは一体どんな要因でしょう?」

交通事故は、必要な情報を見落としたり、見誤ったりする「認知ミス」や、せっかくの情報を正確にとらえても、それを危険と判断できない「判断ミス」によるものが大半です。

 

そこで、様々な状況下で皆様に正確な認知と判断をしていただけるように当ブログの中で、「状況認知、判断のトレーニング」をしていただければと思います。

 

それではまずは、ご自身が運転しているつもりでご覧ください。

 

この状況で皆様はどのようなことに注意して運転しますか?

まずは、写真を見て状況の「認知」をしてください。そのあとに、安全な「判断」を考えてみて下さい。

信号交差点で右折をするために停止して待っています。

 

前方に対向右折車が確認できます。しかし、対向右折車によって後続車の有無は確認できない状況です。そして、対向車右折した先の横断歩道には歩行者の方が見えます。つまりしばらくは対向右折車は身動きが取れない状況です。

このような場合に、対向右折車の死角部分を先の方まで確認しようとすると、対向車線にはみ出してしまうことが考えられ、対向の直進左折車がいた場合にその通行を妨げたり、危険を与えたりします。

 

そこで、このような状況では、対向車の安全歩行者の横断がすむまで、右折せずに待つという判断が一つの方法です。また、対向右折車の死角部分を確認する場合は、対向車線にはみ出すことを理解し、自分の車を対向直進左折車に見せるつもりでゆっくり状況確認を行う方法もあります。

 

いかがでしょう?簡単でしたか?もちろん実際には、交通の流れの中で、素早く正確な「認知」「判断」「操作」が必要になります。

 

その分難しくなりますが、まずは、ゆっくりで結構ですので、正確な「認知」「判断」を身に付けていきましょう。

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。