2020.05.15

脱ペーパードライバーに向けての状況認知判断トレーニング~歩行者編Q1~

脱ペーパードライバーに向けての状況認知判断トレーニング~歩行者編Q1~

 

車の運転で重要なことは、「認知」「判断」「操作」の3つです。

 

その中で、「交通事故の主な原因となるものは一体どんな要因でしょう?」

交通事故は、必要な情報を見落としたり、見誤ったりする「認知ミス」や、せっかくの情報を正確にとらえても、それを危険と判断できない「判断ミス」によるものが大半です。

 

そこで、様々な状況下で皆様に正確な認知と判断をしていただけるように当ブログの中で、「状況認知、判断のトレーニング」をしていただければと思います。

 

それではまずは、ご自身が運転しているつもりでご覧ください。

 

40キロで走行しています。

この状況で皆様はどのようなことに注意して運転しますか?

 

 

まずは、写真を見て状況の「認知」をしてください。

そのあとに、安全な「判断」を考えてみて下さい。

 

 

まず今回の状況で目に付くのは、左側の歩道を集団登下校する小学生姿です。「子供は、歩く赤信号」なんて言葉を言っている人もいるぐらいお子様の近くを運転する際はご注意いただきたいところです。

特に、小さなお子様は、集団になるとふざけあって周囲の状況に注意がいかなくなることもよくあることです。

 

皆様も、街中でふざけあって歩いている小学生の集団登下校を見たことがあるのではないでしょうか?

 

そんな状況でどのような対応をとるべきでしょうか?

 

皆様にまず考えていただきたいのは、しっかりと距離をとることです。といいますのも子供の一瞬の行動範囲は意外に広いからです。ですので、間隔をとって側方通過していただきたいのですが、ここで、対向車線の様子を見ていただくと、対向車がこちらに向かってきます。

この場合、一番嫌なのが、対向車と皆様と、集団登下校の子供たちが、横並びになる状況です。そこで皆様は、速度を落とすなどして、対向車とのすれ違いのタイミングをずらしていただきたいと思います。

 

その後、余裕を持って子供の側方を通過するのが好ましいのではないでしょうか?

 

 

いかがでしょう?簡単でしたか?もちろん実際には、交通の流れの中で、素早く正確な「認知」「判断」「操作」が必要になります。

その分難しくなりますが、まずは、ゆっくりで結構ですので、正確な「認知」「判断」を身に付けていきましょう。

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。