脱ペーパードライバーに向けての状況認知判断トレーニング~交差点編Q8~
車の運転で重要なことは、「認知」「判断」「操作」の3つです。
その中で、「交通事故の主な原因となるものは一体どんな要因でしょう?」
交通事故は、必要な情報を見落としたり、見誤ったりする「認知ミス」や、せっかくの情報を正確にとらえても、それを危険と判断できない「判断ミス」によるものが大半です。
そこで、様々な状況下で皆様に正確な認知と判断をしていただけるように当ブログの中で、「状況認知、判断のトレーニング」をしていただければと思います。
それではまずは、ご自身が運転しているつもりでご覧ください。
信号の無い十字路を左折しようと30キロで走行しています。
この状況で皆様はどのようなことに注意して運転しますか?
まずは、写真を見て状況の「認知」をしてください。
そのあとに、安全な「判断」を考えてみて下さい。
今回のように見通しが良く信号の無い交差点では、警戒心が薄れ漫然と前方の状況のみで判断して、左折をしてしまう可能性があります。
しかし、左のドアミラーをみると左後方に二輪車がおり、そのまま左折をしてしまうと、その二輪車を巻き込んでしまう可能性が出てきます。
そこで今回の場合ですと、二輪車が左側をすり抜けようとしていないかの確認であったり、そもそも左側のすり抜けができないように左に寄ったりして左折するという判断が必要になります。
特に二輪車は、四輪車に比べ視野が狭くなりやすく、皆さんが出した左折の合図などにも気が付いていな可能性もありますので、しっかり速度を落とし、左後方の二輪車の様子をうかがって左折していきましょう。
いかがでしょう?簡単でしたか?もちろん実際には、交通の流れの中で、素早く正確な「認知」「判断」「操作」が必要になります。
その分難しくなりますが、まずは、ゆっくりで結構ですので、正確な「認知」「判断」を身に付けていきましょう。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。