2020.05.08

脱ペーパードライバーに向けての状況認知判断トレーニング~交差点編Q7~

脱ペーパードライバーに向けての状況認知判断トレーニング~交差点編Q7~

 

車の運転で重要なことは、「認知」「判断」「操作」の3つです。

 

その中で、「交通事故の主な原因となるものは一体どんな要因でしょう?」

交通事故は、必要な情報を見落としたり、見誤ったりする「認知ミス」や、せっかくの情報を正確にとらえても、それを危険と判断できない「判断ミス」によるものが大半です。

 

そこで、様々な状況下で皆様に正確な認知と判断をしていただけるように当ブログの中で、「状況認知、判断のトレーニング」をしていただければと思います。

 

それではまずは、ご自身が運転しているつもりでご覧ください。

 

赤信号で停止してたいたところ、青信号に変わりました。この交差点を左折しようとしています。この状況で皆様はどのようなことに注意して運転しますか?

 

 

まずは、写真を見て状況の「認知」をしてください。

そのあとに、安全な「判断」を考えてみて下さい。

 

街中で運転をしていると、信号が青になった瞬間にアクセルを踏むドライバーさんをよく見かけます。中には、まだ青になってない状況でジリジリ動き出すドライバーさんもいるようです。

 

ただ、青信号に変わった直後というのは、実は危険が多くひそんでいます。例えば、信号無視をした無謀な車が突っ込んでくる可能性や、横断歩道上に渡り終えられなかった残存歩行者が存在する場合もあります。

例えば今回ですと、左側のドアミラーに二輪車の存在が確認できます。そのため慌てて左折をするのは危険です。二輪車の動きには注意をしましょう。

 

また、信号が変わり左折先の歩行者の方々が歩き出していますが、右側に止まっている右折トラックが、対向車のいない状況にもかかわらず動き出していません。

不自然だと思いませんか?こんな時は、トラックのかげに残存歩行者がいる可能性を疑ってください。

 

そこで、隣の大型トラックが動き出してから、発進するという判断をしていただくぐらいの慎重さを持っていただきたいと思います。

 

いかがでしょう?簡単でしたか?もちろん実際には、交通の流れの中で、素早く正確な「認知」「判断」「操作」が必要になります。

 

その分難しくなりますが、まずは、ゆっくりで結構ですので、正確な「認知」「判断」を身に付けていきましょう。

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。