「自動車学校を卒業したばかりだけど、高速道路を運転する自信がない」
「仕事で社用車を使うことになったけれど、合流や車線変更が心配」
「高速道路だけでなく、駐車も練習しておきたい」
運転免許を取得したばかりの方でも、実際の道路を一人で運転することに不安を感じる場合があります。
特に、就職や転勤をきっかけに仕事で車を使うことになった場合、運転経験が少ないまま高速道路を利用しなければならないこともあるでしょう。
今回は、免許取得直後に転勤となり、仕事で社用車を運転することになった男性の講習事例をもとに、高速道路の練習で確認しておきたいことをご紹介します。
自動車学校を卒業したばかりでも、高速道路が不安になる理由
自動車学校では、一般道路だけでなく、高速道路についても教習を受けます。
しかし、高速教習で経験できる道路や交通状況には限りがあります。
また、卒業後に運転する道路は、自動車学校で練習した場所とは限りません。
特に他県で免許を取得した方の場合、新しい土地の道路環境に慣れていないこともあります。
今回のお客様も、他県で免許を取得されたばかりでした。
その後、仕事の都合で転勤となり、社用車を運転する必要が生じたため、講習を申し込まれました。
ご希望は、高速道路の運転と駐車の練習です。
運転から長期間離れていたわけではありませんが、実際に仕事で車を使う前に、苦手な部分を確認しておきたいという状況でした。

高速道路の練習では、走行経路の選び方も大切
高速道路の練習を行う場合、どの道路を走るかによって経験できる内容が変わります。
例えば、比較的単純な経路を往復するだけでは、高速道路の走行には慣れても、分岐や合流を経験する機会が少なくなる場合があります。
そこで今回の講習では、複数の高速道路を利用する経路を設定しました。
実際に走行したのは、名古屋高速の吹上東入口から大高方面へ向かい、伊勢湾岸自動車道を経由して豊田南ICまで往復する経路です。
この経路では、高速道路の本線走行だけでなく、ジャンクションでの分岐や、入口・休憩施設などでの合流も練習できます。
今回のように高速道路の指定がない場合は、練習したい内容に合わせて経路を選ぶことも重要になります。
高速道路の合流では何を確認する?
高速道路で不安を感じやすい場面の一つが、本線への合流です。
一般道路の交差点とは異なり、高速道路では本線を走る車との速度差や位置関係を確認しながら進入する必要があります。
合流するときには、次のような点が重要です。
- 加速車線で道路状況に応じて適切に加速する
- ミラーと目視で本線の車の位置や速度を確認する
- 合流できる間隔を判断する
- 急な進路変更にならないよう、周囲の状況に合わせて操作する
特に注意したいのは、本線を走る車だけを見てしまい、自分の車の速度や前方の状況への注意が不足することです。
合流では複数の情報を確認しながら判断する必要があります。
そのため、単に合流できたかどうかだけでなく、周囲の交通状況をどのように確認し、判断したかも大切になります。
今回の講習でも、高速道路の入口や休憩施設を利用しながら、合流を経験していただきました。
ジャンクションでは早めの進路判断が必要
高速道路の運転では、ジャンクションでの分岐にも注意が必要です。
初めて走る道路では、目的地へ向かうためにどちらへ進めばよいのか、迷ってしまうことがあります。
特に、分岐が近づいてから案内標識に気づくと、慌てて進路を変更しようとしてしまうかもしれません。
そのため、分岐の手前から案内標識を確認し、進む方向や走行する車線を把握しておくことが重要です。
もし分岐を間違えた場合でも、急な車線変更や停止、後退などをしてはいけません。
そのまま安全に走行し、次の出口などから経路を修正する必要があります。
仕事で初めての場所へ向かう場合は、事前に経路を確認しておくことも役立ちます。
今回の高速道路練習では、往復約30分を走行
今回のお客様には、事前に高速道路での注意点を説明したうえで出発していただきました。
高速道路の走行時間は、往復で30分少々でした。
その間、本線走行や分岐、合流などを経験していただきました。
免許取得直後ということもあり、基本的な運転操作については自動車学校で学んだ内容が比較的新しい状態です。
ただし、基本操作ができることと、実際の高速道路で周囲の状況を判断しながら走行できることは、必ずしも同じではありません。
今回のように、実際の高速道路で練習することによって、教習で学んだ内容を改めて確認する機会にもなります。
高速道路だけでなく、仕事では駐車も必要になる
高速道路での練習を終えた後は、駐車の練習を行いました。
今回の講習は2時限コースだったため、駐車に使える時間は約30分でした。
そこで、今回は左バックでの駐車を中心に練習しました。
バック駐車では、左右の駐車枠や隣の車との位置関係を確認しながら、車を後退させる必要があります。
また、左右どちらからバックするかによって、運転席からの見え方も変わります。
今回のお客様は、最初は少し不安そうな様子でしたが、練習を進める中で、左右に車が停まっている場所にも駐車していただくことができました。
限られた時間ではありましたが、ご希望されていた高速道路と駐車の両方を練習することができました。
免許取得直後の講習は、基本からやり直す必要がある?
ペーパードライバー講習というと、長年運転していなかった方が基本操作から練習するもの、という印象があるかもしれません。
しかし、今回のように免許取得直後の方が利用されることもあります。
その場合、必ずしも発進や停止などの基本操作から長時間練習する必要はありません。
すでにできている内容を確認したうえで、実際に必要な運転を中心に練習する方法もあります。
例えば、仕事で高速道路を使う予定があれば、高速道路での合流や分岐を重点的に確認することができます。
駐車が苦手であれば、駐車練習に時間を配分することも考えられます。
ただし、運転状態によっては、希望する練習に進む前に基本操作や一般道路での走行を確認した方がよい場合もあります。
免許取得からの期間だけで判断せず、現在の運転状態と今後必要になる運転内容に合わせて練習を組み立てることが大切です。
仕事で運転する前に確認しておきたいこと
仕事で車を使用する場合、通勤だけでなく、取引先への訪問や荷物の運搬など、さまざまな場面で運転する可能性があります。
初めての道路を走ることもあるでしょう。
そのため、特定の経路を覚えるだけでなく、初めての道路でも周囲の状況を確認しながら運転できることが重要です。
また、今回の講習では教習車を使用しましたが、実際の仕事では社用車を運転することになります。
車種が変われば、車体の大きさや運転席からの見え方、車両感覚なども異なります。
講習で経験したことを参考にしながら、実際に使用する車の特徴も確認しておきたいところです。
まとめ|免許取得直後でも、必要な運転を練習しておく
今回のお客様は、他県で免許を取得したばかりでしたが、転勤をきっかけに仕事で社用車を運転する必要が生じました。
そこで、高速道路と駐車を中心に講習を行いました。
高速道路では、名古屋高速と伊勢湾岸自動車道を利用し、本線走行や合流、ジャンクションでの分岐などを経験していただきました。
その後は、限られた時間の中でバック駐車も練習しました。
免許を取得したばかりであっても、実際の運転に不安があることは珍しくありません。
特に仕事で車を使用する場合は、運転経験が少ないまま、さまざまな道路を走ることになる可能性があります。
運転免許を取得したことをゴールにするのではなく、実際に必要になる運転を確認しておくことも、運転を始めるための大切な準備です。
実際に講習を受けた方の声もご紹介しています
ペーパードライバー講習を受講されたお客様からいただいたご感想やアンケートをご紹介しています。
仕事での運転に不安がある方もご相談ください
愛知ペーパードライバースクール名古屋校では、免許取得直後の方から長期間運転していない方まで、現在の運転状態や目的に合わせた講習を行っています。
高速道路や駐車など、仕事で必要になる運転に不安がある方もご相談ください。













