2019年で最も多く取り締まられている交通違反は『一時不停止』で『1,328,154件』でした。
止まれの義務があるとことろで、止まらないということですね。
例えば上記写真のような交差点では、停止線の手前で一時停止をする義務があります。
止まらないことで、一時不停止という違反になるということですね。
ペーパードライバーの方でこれから車にのるぞー!という方はこのことを覚えておきましょう。
取り締まりが多いということは、その行為をするとそれだけ危ないということです。
ただ、止まれの標識を発見して、停止線で停止すれば良いんでしょ、簡単だね!
・・・ということではなく。ここでのお話は停止してから交差点に進入する時の行動になります。
ではどのように交差点に進入するかの手順を以下にまとめます。
①停止した後はまず、左右を確認します。(停止してから見るのがポイント)
②その後、徐行で前進します。(左右の車に自分の車を見せるようにゆっくりと進みます)
③左右が遠くまで見える場所まできたら再度一時停止。(これ重要!)
④再度確認して左右の安全が確認できたら、緩やかに加速して出発です。(アクセルを踏みます)
簡潔にまとめると、『左右がよく見えるところでもう一度止まりましょう』ということです。
一般的に『二段停止』と呼ばれております。
では、手順③のよく見える場所とはどこでしょうか?
先ほどの写真の交差点を進んだ、左側の様子で確認してみたいと思います。
1枚目・・・あまり見えないので、ここで停止しても分からないかな。
2枚目・・・結構見えてきました。ここで止まろかな・・・。
3枚目・・・先ほどに比べてかなり遠くまで見えています。
ここで止まって再度確認すれば、速い車や自転車の見落としもなく怖くないですね。
3枚目の写真のようにかなり前まで出ると、左右から来る車の邪魔になるんじゃないかと不安になるかとも思うかもしれませんが、相手の車を通れなくするほどははみ出ないので問題ないです。(運転席からの車の死角のせいで、そのように感じやすいです)
ちなみに左右からくる車は2枚目の写真くらいではこちらの車を認識していますので、ぶつかってくる確率も低いです。また、停止線で止まったことによって、ゆっくりと交差点に進入しているので左右から来る車も安心です。
二段停止をすることは義務ではないですが、することによってより安全に運転することができるかと思います。特に今回の写真のような見通しの悪い交差点の通行では役立ちます。
交差点では急がず慌てず進みましょう。これからの運転のご参考になればと思います。
愛知ペーパードライバースクール 滝