こんにちは、愛知ペーパードライバースクールの服部です。
以前このブログの中でダイエットをしているというのを書きました。
もうすぐ1ヶ月ほどたちますが、少し結果が出てきてうれしい限りです。
ですが目標体重まではまだまだです。
ですから毎日、「今日だけ」頑張っています。
さて本日は、⇧こんな場所をご紹介します。
先日レッスンで南区に出かけた際にあまり見かけない珍しい形式の道路がありました。
自動車学校時代で学科の中で「こんな場所ありますよ」とお話しをしていましたが、実際に通行したのは初めてでした。
皆さんにも知っていただきたく写真を撮ってきました。
写真の上のほうに中央線の標識が分かりますでしょうか?
その隣には、×の赤いランプが、実はこの道路は『交通状況(時間)によって中央線の位置が変わる道路』『リバーシブルレーン』といい、道路が混雑する時間帯に車道を有効活用するために、渋滞する方向の車両通行帯の数を増やし、交通の流れを円滑にするものです。
混雑するほうの車線を増やし反対に、すいている方を減らす。
すごく理にかなった日本の狭い土地の有効活用と考えると素晴らしいアイディアですよね。
皆さんのご自宅の近くにありませんか?
片方の車線はめちゃくちゃ混んでいて大渋滞、でも反対車線はガラガラスムーズ。
そんな渋滞が緩和されるなら、あの道路もこの道路も、中央線移動方式を導入して渋滞を減らそうとなりそうですが、実際にはあまり見かけませんよね。
それには理由があります。このタイプの道路にはある問題が存在します。
時間によって中央線が変わると言うことは…そうです!
うっかり気が付かない方が逆走してしまう危険性があるのです。
不思議に思いますか?
こんなに目立つ標識が立っていて、なおかつ赤ランプで『×』って表示されているのに、逆走なんてありえない!そう思いますか?
しかし実際この逆走は少なくありません。
以前国土交通省が行った調査では、この中央線移動タイプと、通常の道路を比較すると、死傷事故発生率が2.6倍に上ると発表されています。
この調査結果により、中央線移動タイプは渋滞緩和に効果があるものの、安全面から導入が進んでいないばかりか、この結果を受け調査後に中央線移動タイプの運用をやめた道路もあるようです。
ですから、このタイプの道路はあまり見る機会がないのですね。
皆さんは、この中央線移動タイプの道路を通行する際には『中央線』の標識に十分注意してうっかり逆走にならないように運転してください。
そして、うっかり逆走してくる車両がないかにも十分注意してください。
交通事故の怖いところは、自分自身のミスで起こす可能性だけではなく、ほかの人のミスによって、巻き込まれることがあることです。
そして人間が運転する以上ミスは誰にでもあり得るものです。
お互いにミスをカバーしあい事故のない交通社会にしていきましょう。←本日はまじめモードでした(笑)
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