本日は、当スクールを利用していただく方のレッスン内容で一番多いご要望で、ほぼすべての方が練習したいとおっしゃる駐車についてです。
ただ駐車の方法ではなく、駐車する際の注意に関してのお話です。
本日は駐車場での事故パターンについてのお話ですが、まず考えられるのが、駐車する際バック時に隣の車や、後方のブロック塀などにぶつけてしまうパターンです。
といいますのも車は、構造上大きな死角が存在します。その中でも後方は、前後左右の中で一番大きな死角が存在します。つまり、車は構造上バックが苦手な作りになっています。
しかも、そもそもバック(後退)という操作自体、運転の中で駐車のときぐらいしか行いません。駐車以外でバックという操作をするのは、狭い道で曲がりきれない時に「切り返す」ときなどほんとに限られますし、どれも日常的な運転行動ではありません。
ですので、そもそもバックが「苦手」ではなく、「あまりやったことがないからよくわからない」というのが実際のところだと思います。ということは、練習すればできるということです。
話を戻しますと、操作自体の頻度も少なく、車にとってもバックは苦手、だから難しく思わぬ事故につながりやすいといったところでしょうか。
最近はバックモニターなどにより後方の死角がかなり解消されているとはいえ100%ではありませんので、駐車の際には絶対に慌てずゆっくりでいいので確実に周囲の確認を行いながら操作してください。
ただ駐車する際に後方にのみ気をとられてしまうと、車の側方や、前方を移動しているほかの車や、自転車、歩行者との接触も考えられますので、車の周囲を全体的に気にしていただきたいと思います。
また、駐車場での事故のパターンとして起こりえるのが、車の陰や、お店の出入り口から、歩行者の方がいきなり飛び出すことがあります。特に休日のショッピングセンターなどは、車、人ととても多くなります。
当然死角も多いですし、駐車スペースの確保が難しく、ご自身が駐車するスペースをキョロキョロ探しながら運転していると、歩行者に気が付くのが遅れる可能性もあります。
小さなお子さんが車の陰から元気よく飛び出すことも十分にありえますし、実際にその結果、車に撥ねられてしまうというケースも起きていますので十分に注意していただきたいと思います。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。
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