2019.05.27

【脱ペーパードライバーのために知っておきたい危険予測】~見通しの良い交差点に潜む危険~

皆さんの住んでいる地域はどのような道があるでしょうか?

 

下記の写真は先日、安城市のレッスン途中で通った道になります。

交差点が赤くペイントされているのが分かるでしょうか?

 

ここは非常に見通しが良い交差点になります。

 

しかしながら、このような交差点でも出会い頭に車同士の事故が起こる場合があります。

 

こんなに見通しが良いのに不思議ですよね。

 

このような見通しの良い交差点で起こる事故の原因のひとつとして『コリジョンコース現象』があげられます。

 

この現象は、お互いの車がこのまま進むと衝突(コリジョン)してしまうのに、そこに向けて進路(コース)をとります。これはどちらの車も等しい速度の時に発生しやすいです。

 

下記の動画が分かりやすいかと思います。

引用:YorTube jafchannel ~危険予知トレーニング 農道交差点編~より

『コリジョンコース現象』の説明は1分43秒あたりから

 

この現象を覚えておくと、見通しの良い交差点でも慎重になりますよね。

 

見通しの良い交差点を通行する時の注意点

 

①『交差点の手前では速度を落とす』

 

②『左右の道路の確認をしっかりとする』

 

・・・あまりにも普通のことを言っていますね(^^;)

 

ただ、ここで大切になるのが『考え方』です。

 

まず「左右をどこまで見れば良いのか?」ということになります。

 

運転に慣れない方は、見落としが多くなります。

 

何故なら、どこを確認すれば良いのか経験が少ないのと、自分の車が動きながら、他の動いている車等を確認しなければいけない難しさがあるからです。

 

なので、こんなイメージをしてみましょう。

 

今から向かう交差点に対して交わる道路に、友達がいると思ってください。

 

あなたはその友達をその道路から探し出します。

 

もちろんここで言う友達は『車を含めた歩行者や自転車』のことになります。

 

その友達は右にいるかもしれないし、左にいるかもしれません。はたまた、すご~く遠くにいるかもしれません。

 

探すのには時間がかかりそうです。

 

なので、見つけやすいように速度を落とすといいですよね。

 

そして普段、皆さんが待ち合わせ場所で待つ時に、友達を探すとしたらどうでしょうか?

 

必ず顔を左右に向けて、自分の視野の真ん中でそのお友達を探すかと思います。

交差点の確認も同じことがいえます。なんとなく左右を見るのではなく、目的を持って顔を左右に向けて視野の真ん中で車等を確認するクセをつけると良いです。

 

また、速度についても「交差点では速度を落として左右を見る」と考えるより

 

「左右を見やすくするために、交差点では速度を落とす」と考えた方が、ゆとりを持って自分に合った減速ができるかと思います。

 

見通しの良い交差点にはご用心してください。

 

愛知ペーパードライバースクールの滝でした。

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