昨日、駐車(長い時間)も停車(短い時間)もしないで下さいという「駐停車禁止場所」についてお話させていただきました。
本日は、その駐車はしないでください、でも停車(人の乗り降り)ぐらいなら良いですよという「駐車禁止場所」についてです。
同じく一番簡単なのがこれです。
1.標識のある場所
ただ「駐停車禁止場所」と「駐車禁止場所」の標識は似ていますので、間違えないようにしてください。
続いて、駐車禁止場所にも標識がない場所があります。それがこちらです。
2.火災報知器から1メートル以内の場所(昭和49年に公衆用火災報知器は全廃となっています)
3.駐車場、車庫などの自動車用の出入り口から3メートル以内
4.道路工事の区域の端から5メートル以内
5.消防用機械機置き場、消防用防火水槽、これらの道路に接する出入り口、また消火栓、指定消防水利が設けられている位置や、消防用防火水槽の取り入れ口からそれぞれ5メートル以内の場所(消防関係は5メートルこえて離れる)
になります。
駐停車禁止場所よりも覚えていただく場所の数としては少ないと思いますので、こちらの方が覚えていただきやすいかもしれません。
こちらの駐車禁止場所は、長い時間(いつ戻ってくるかわからない)は困りますが、短い時間(すぐに移動させられるなら)ならいいですよ。という意味です。
例えば、駐車場の出入り口に車止めました。運転手さんそのままどこかに買い物に出かけて、1時間戻ってきませんでした。これでは、その駐車場を利用する人が困りますよね?
でも、同じく駐車場の出入り口に車止めました。同乗していったお友達が車から降りたあとすぐに出発しました。どうでしょう?これならほとんど迷惑をかけていませんよね。
こちらの駐車禁止場所は、駐停車禁止場所に比べ危険度、迷惑度が低いため、停車(すぐに動かせる状態)なら止まって良いよとなっています。
ちょっと覚えにくいところでもありますが、駐停車の際には少し気にしてあげて下さい。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。
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