2019.09.03

【脱ペーパードライバーのために知っておいて欲しい交通ルール】~こんなにあります!駐停車禁止場所~

昨日、車を停める「駐車」と「停車」の違いについてお話させていただきました。

 

本日は、その駐車も停車もどちらも禁止している「駐停車禁止場所」についてです。

 

まず一番簡単なのがこちらです。

1.標識のある場所

これは標識で示されますので良いかと思いますが、しかし標識が無くても禁止されている場所があります。

 

それが、こちらです。

2.路面電車の線路

3.傾斜10%以上の急な坂と坂の頂上

4.トンネル ※1車線でも2車線でも同じ禁止場所

5.交差点内とその端から5メートル(普通乗用車約1台分)以内

6.道路の曲がり角から5メートル(普通乗用車約1台分)以内

7.横断歩道や自転車横断帯の上とその端から前後5メートル以内

8.踏切と端からその前後5メートル以内

9.安全地帯の左側と、その前後10メートル以内

10.バスなどの停留所の標示板から10メートル以内(バス停から半径10メートル)

 

となります。何となく皆様の今の表情が目に浮かびます。

実は自動車学校時代にもこの駐車と停車に関するお話は、多くのお客様が難しく感じるところでもありますし、私たちにとっても興味を持っていただくことが難しい内容でした。

 

単純に「ごくごく短い時間の停止(人の乗り降り)すら、そこを通過する他の交通者に大きな迷惑をかけたり、危険にさらしたりしてしまう場所」、こんな風に考えてください。

 

例えば、交差点のど真ん中や、交差点の付近で車を停めてポストにはがきを投函すると、周りの交通者から大ひんしゅくを買いますよね?

 

駐停車禁止場所は、その場所に停めると、危険度や迷惑度が高い場所を指定しているもので、車を止める際、気にしていただくと良いかと思います。

 

ちなみに皆様がペーパードライバーを卒業するために学科のテストがあるわけではありません、ですので正直すべてを覚えていただくより、主要な禁止場所を知っておいていただくだけで十分だと思います。

 

ですので、1.標識 5.交差点 6.曲がり角 7.横断歩道 10.バス停を覚えていただければ基本的には大丈夫だと思われます。

あとは皆様のお住いの地域によって、急な坂や踏切もダメなのだと追加していただいても良いかと思います。

 

明日は駐車禁止場所についてご案内させていただきます。

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

 

本日も、ありがとうございました。

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