レッスン日誌
【名古屋市】フィルダーさん(20代男性)
【プラン】初回お試し3時間コース
【練習車両】フィルダー(レッスン車)
本日は、名古屋市西区へお邪魔しました。
今回のお客様は、運転免許を取得後もうすぐ5年経つお方で、免許取得後は数回運転をしたことがあるそうですが、最近仕事で、上司の営業に同行した際に社用車の運転を任せられたそうです。
最初、ご自身がペーパードライバーであり5年間運転してないということで断ったそうですが、上司から、「少しずつでも慣れて欲しいから」と言われ、その結果近くのお客様までの道のりを運転したそうです。
その時上司からは、運転についてかなりたくさんの指摘をされ、さらに今後一人で営業に出てもらうためにもどこかで練習してくるように指示されたそうです。
最初コースがある方が、安心できると思い自動車学校に連絡をしたそうですが、時期が時期だけにすべて断られたそうです。
そこに偶然私どもを見つけていただきお申込みただいたということです。
運転を見せていただくと、操作の問題よりも大きな、別の部分の修正が必要でした。
自動車学校時代のお客様にもいらっしゃいました、ご本人様は一生懸命運転練習されています。操作面ではそれほど問題はありません。でも運転には、修正ポイントがいっぱいあります。
一般的に小さなころから一番長い時間・多くの回数、「見る」運転の仕方は、親御さんの運転です。お子様は、少なからず親御さんがする運転を見て運転に対するイメージを持っています。
つまり、ご両親の運転が粗い運転をすると、その運転に近づくように運転します。
例えば、少しでも前の車との車間距離が空けばすぐにスピードを上げて車間を詰めていくような運転をする方を街中で見たことありませんか?
親御さんがそういう運転をしていてそれを小さなころから見ていると、そういう運転をお子様もしてしまう可能性が高くなります。
しかしここで問題なのは、運転に慣れている方と、慣れていない方の大きな違いの一つに危険回避能力があります。
危険を感じ取る能力もそうですが、危険が起きた時の対処能力の違いです。
同じような運転をしても、もし何か起きた時に、運転に慣れていない方が、ベテランドライバーさんと同じ対処を瞬時に行うのはとても難しいのではないでしょうか?
今回のお客様も運転の仕方が明らかに技量を超えていることが問題となっていましたので、その点について色々ご案内させていただきました。
もちろん本来の運転は、慣れたからといって無茶していいというものではありませんが。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。