昨日は、走行する車を安全にコントロールするためにブレーキの摩擦抵抗を利用するというご案内をさせて頂きました。
本日もその続きで、ブレーキの摩擦抵抗の限界についてご案内させて頂きたいと思います。
ブレーキというのは、使用すれば慣性力を持つ車を瞬時に停止させられるというものではありません。当然、車を停止するためには一定の距離を必要とします。
その停止するために必要な一定の距離とは、車両の大きさや出している速度、タイヤの状態や路面の状態など様々な要因で変化をしますが、いずれにしろ停止するためには距離を必要とします。
その停止に必要な距離を確保しつつ運転を行わないと、危険を認めてブレーキをかけても、発生した危険の手前で停止できないことになります。
つまり、ブレーキの摩擦抵抗の限界を超えた状況で運転をしている場合には、重大事故やトラブルの原因につながってしまうのです。
いかがでしょうか、車を運転するときには、ブレーキの限界を超えないように注意することが重要であるということがご理解いただけたでしょうか。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。