交通ルール解説
昨日は、降雪時の高速道路での規制についてご案内させて頂きました。そして本日は、降雪も含めた冬の高速道路の運転についてです。
冬の高速道路では走行する時間や場所などにより様々な注意点があります。現在は夏ということで今日のお話はあまり気にしないでもいいのですが、今後冬に高速道路を運転する際には改めて運転前にご確認をお願いします。
まずは、一般道路にも言えることですが橋の上です。通常夜になると路面の熱が上空に逃げ路面が冷えます。
ところが橋の上は、その熱が橋の下からも逃げるため路面温度が通常の道路よりも低くなりやすく、路面が濡れているとそのまま凍結してしまうのです。
またトンネルの出入口も凍結していることがあり注意が必要です。
特にトンネル内は雪も凍結もなく通常の運転ができます。そんなトンネル内で速度を上げてしまいがちになります。
ところがそのままの速度で出口に差し掛かりトンネルから出た直後に凍結や積雪路面を走行してしまうとどのような状態になるでしょうか?
非常に怖い状況が想像できるのではないでしょうか。
上記のような場所では、事前に速度を落としいつも以上に警戒して走行してください。
また時間帯によっても状況は異なります。当然、日中よりも夜間は気温が下がります。日中は暖かく雪が積もったり凍結したりする心配がなくても、夜の時間帯には気温が下がり、雪が積もったり凍結したりする場所もあります。
そのため、夜間運転するときはもちろん早朝の運転も同じように凍結や積雪を考えて速度をひかえて運転してください。
また、場所や時間以外にも路面の状況を知っていただくことで、それに応じた運転をしていただく必要もあります。
少し長くなりましたので続きはまた明日ご案内させて頂きます。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。