2021.07.27

~走行できません!高速道路の冬の規制~交通ルールの再確認!高速道路の走行編 その18

交通ルール解説

昨日、一昨日と降雨に関する高速道路の影響についてご案内させて頂きました。本日は同じく悪天候の降雪時の高速道路運転に関する影響についてです。

 

そもそも、雪道ではタイヤチェーン又はスタッドレスタイヤ等の冬用のタイヤを使用していただくことになっています。

そのために、対象高速道路に対し冬用タイヤ規制というものを設けて、上記雪対策がされていない車両の進入を禁止します。

 

また、冬用のタイヤを使用していない車が高速道路進入時に規制が出ていない場合、走行中に冬用タイヤ規制が出ることがあります。

その場合には、最寄りのパーキングエリアやサービスエリアまたは、チェーン着脱所等でタイヤチェーンを装着し走行することになります。

ただし、タイヤチェーンを携行していない場合には、その後高速道路を走行し続けることができませんので、最寄りのパーキングエリアやサービスエリア出入口などで高速道路を降りることが必要になります。

 

また、冬用タイヤを装着している場合であっても、降雪があまりに激しく、大雪特別警報などが発令された場合には、チェーン規制という別の規制が出されることがあります。

その場合には文字通りタイヤチェーンの装着が必要となります。チェーン規制が出される場所は限定的になりますが、規制が出された場合には、規制区間の手前でチェーンの傾向や装着の確認がされることになっています。

 

いずれにしても雪に対して十分に事前準備がなされていない場合には、そもそも降雪時に高速道路を走行すること自体ができなくなりますのでしっかり準備をしていただきたいと思います。

明日は、実際に雪の日に高速道路を運転する際のお話をさせて頂きます。

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。