2021.02.18

~苦手な方、多いですか?正しい右折方法~交通ルールの再確認!交差点の通行方法編 その3

交通ルール解説

昨日は、交通ルールで決められた左折方法についてご案内させていていただきました。そして今回は、右折の方法です。

右折は左折と違い、一方通行と通常の一方通行ではない道路で右折方法が異なります。街中のドライバーさんの中にはそのことを忘れて後続車からクラクションを鳴らされている光景を見かけたことがあります。皆様ぜひしっかり覚えてください。

 

それではまずは、通常の一方通行でない道路での右折です。自動車が、右折をする際には前もって道路の中央に寄ります。もしその道路に中央線があった場合には、中央線に寄せてください。

中央に寄らない状態で右折をしようとすると、中央側を通行しようとする車両との接触が考えられます。

 

また、右折の場合には対向車や歩行者などのタイミングを見るために交差点内で止まることが多くなりますが、この時に右に寄せていないと後続車が左側を通行できなくなり、後続車の迷惑にもなってしまいます。

その後、交差点の中心のすぐ内側を走行して曲がります。もちろん速度は昨日の左折と同じく徐行となります。

 

ただし、左折と違い右折の場合は曲がり終えるまでに時間がかかります。左折と同じような速度ではかなり遅くなってしまいますので、その点はご注意いただきたいと思います。

 

一方で、右折する道路が一方通行の場合には、上記の場合と異なり、前もって道路の右端まで寄せておきます。

これは対向車が来ない場所ですので一番右端に寄せても問題ありません。これを忘れてしまうとかなり後続車に迷惑をかけてしまいますので、十分にご注意ください。

 

その後、交差点の中心の内側を右折していきます。いかがでしょうか?同じ右折でも場所によって方法が違うことがご理解いただけたでしょうか?ぜひ運転の中でお役に立ててください。

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。