2021.02.06

~走行していいの?路面電車の線路~交通ルールの再確認!車の通行場所編 その9

交通ルール解説

本日は、路面電車の線路(軌道敷)についてのお話です。路面電車の線路というとほとんどの方には縁のない場所に感じるかもしれませんが、愛知県には豊橋鉄道という鉄道会社が路面電車を運行しておりますので、お話をさせて頂きたいと思います。

まず車は、面電車の線路である軌道敷内に入ってはいけませんというのが大原則になります。

ただし、絶対に軌道敷内に入ってはいけないとなってしまえばそのエリアで運転することが困難になります。

そこで例外的に軌道敷内に入ることができるとなっています。いったいどのようなときに軌道敷内に入ることができるのでしょうか?

まず代表的なのが、右左折・転回・横断のために軌道敷を横切るときです。こちらは何となく想像していた方も多いのではないでしょうか。

他にも、工事や駐車車両により左側部分で通行できなかったり、もともとの左側部分が狭く、左側部分で通行できなかったりする場合も軌道敷内に入ることができます。

また、危険防止のために一時的に軌道敷内に入ることができるようになっています。

さらに、標識によって軌道敷内に入ることができる場合もあります。それが下記の標識です。

こちらの標識があるときには軌道敷内に入ることができますが、その対象は「自動車」になっています。そのため、軽車両(自転車など)や原付は入ることができません。

ただし、例外的に軌道敷内に入ることができる場合でも、後方から路面電車が近づいてきた際には、速やかに軌道敷内から出るか、十分な距離を保つことが必要になります。

 

いかがでしたでしょうか?軌道敷内を通行できる状況十分にご理解いただけたでしょうか?

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。