2026.10.07

会社の機械式駐車場が狭くて怖い|実際の駐車場では練習できない場合の練習方法

「仕事で車を運転することになったけれど、会社の駐車場が狭くて怖い」

特に機械式駐車場の場合、一般的な平面駐車場とは違い、車を入れられる範囲が限られていることがあります。

今回ご紹介するのは、仕事で外回りの運転が必要になった20代女性の事例です。

運転そのものにもブランクがありましたが、もう一つ大きな不安になっていたのが、会社で使用する機械式駐車場でした。

しかも契約上、実際の会社駐車場を使って繰り返し練習することはできません。

そこで今回は別の駐車場を使い、会社の機械式駐車場の条件をできるだけ想定しながら練習しました。

仕事で外回りの運転が必要に

今回のお客様は、運転免許を取得してから約5年。

免許取得後に運転した回数は数回程度で、本格的に車を運転する機会はほとんどありませんでした。

ところが、仕事で外回りの営業活動をすることになり、会社から車を運転する必要が出てきました。

そこで今回は、普段実際に仕事を始める会社の近くから講習をスタートすることになりました。

ご本人からも、

「実際にここから出発することになるので、ここから練習したい」

という希望がありました。

交通量の多い会社周辺からスタート

会社周辺は、平日の日中になると交通量がかなり多くなります。

運転経験が少ない状態から練習を始める場所としては、決して簡単な環境ではありません。

そのことをご本人にもお伝えしましたが、「実際にここから運転することになるから」と挑戦されることになりました。

最初はかなり緊張されていたため、こちらからのサポートを多めにしながらスタートしました。

ただし、そのまま交通量の多い道路だけで練習を続けることはしません。

一度、交通量の少ない場所へ移動しました。

そこで落ち着いた状態で、アクセル・ブレーキ・ハンドル操作、安全確認、基本的な道路の走り方などを確認していきます。

車で外回りをする新人社員

「運転できない」のではなく、環境が難しかった

実際に交通量の少ない場所で運転を見せていただくと、想像していた以上に安定していました。

お話を伺うと、最近はご実家の車を使って少しずつ運転していたそうです。

つまり、まったく車を動かせない状態ではありませんでした。

一方で、ご実家周辺と会社周辺では交通環境が大きく違います。

本人も、

「会社周辺は環境が違いすぎて怖かった」

と感じていたそうです。

ペーパードライバーの方が「運転できない」と感じていても、実際には車の操作そのものではなく、交通量や道路環境の難しさに対応できていない場合があります。

そこで約1時間、交通量の少ない環境で基本走行を確認。

落ち着いて運転できるようになってから、再び会社周辺へ戻りました。

すると、最初に走ったときと比べ、かなり落ち着いて周囲の交通に対応できるようになっていました。

もう一つの不安は「会社の機械式駐車場」

練習を進めていると、仕事で運転するうえでもう一つ大きな不安があることが分かりました。

それが会社の駐車場です。

会社で使用するのは機械式駐車場で、車を入れられる範囲にもあまり余裕がないとのこと。

先輩社員からも、慣れていない人にとって難しい駐車場だと聞いており、ご本人もかなり不安を感じていました。

そこで後半は、会社の機械式駐車場を想定した駐車練習を重点的に行うことにしました。

機会駐車所と通常駐車場の対比

実際の会社駐車場では練習できない

できれば実際に使う会社の駐車場で練習するのが一番分かりやすいところです。

しかし今回は、駐車場の契約上、その場所を使って繰り返し駐車練習をすることができませんでした。

だからといって、

「実際の場所で練習できないから、駐車練習もできない」

とは限りません。

今回は別の駐車場を使い、実際の会社駐車場について詳しく伺ったうえで、その条件を想定した練習を行いました。

まずは普通の駐車から確認

いきなり難しい条件にはしません。

最初は一般的な駐車枠を使って、通常のバック駐車から確認しました。

最初こそ戸惑いがありましたが、何度か繰り返していくと、おおむね枠内へ入れられるようになりました。

しかし、今回の目的は通常の駐車場に停められるようになることだけではありません。

実際に仕事で使う機械式駐車場では、より正確に車を誘導する必要があります。

そこで、ここから練習条件を変えていきました。

あえて使えるスペースを狭くして練習

実際の会社駐車場の状況を想定して、駐車するときに使えるスペースを意図的に制限しました。

さらに、車を誘導する位置についても条件を設定します。

通常の駐車であれば、周囲に空いているスペースがあれば、それを有効に使って車を誘導できます。

駐車枠へ入れた後も、基本的には左右のバランスを見ながら枠内へ収めます。

しかし今回は、限られた範囲の中で、より正確に車を誘導することが目的です。

そのため、通常より難しい条件を設定して繰り返し練習しました。

約1時間40分、駐車を繰り返す

最初はかなり苦戦されていました。

それでも一つずつ車の位置を確認しながら、何度もバック駐車を繰り返しました。

後半の練習時間のうち、約1時間40分を駐車練習に使いました。

繰り返していくうちに、少しずつ車を誘導する精度が高くなり、安定感も出てきました。

そしてご本人からも、

「イケそうな気がしてきました」

という言葉が出ました。

実際の会社駐車場ではありません。

それでも、その場所で必要になる動きを想定して条件を作ることで、本番につながる練習はできます。

講習当日に会社の機械式駐車場へ

講習を終え、その日は会社へ戻って終了しました。

すると、その日の夜にお客様から連絡をいただきました。

練習した感覚を忘れないうちに、会社の車を使って実際の機械式駐車場へ駐車してみたそうです。

結果は、

落ち着いて駐車することができた

とのことでした。

今回の講習だけで、どのような狭い駐車場でも簡単に停められるようになったということではありません。

それでも、

通常の駐車を確認する
→ 実際の駐車場の条件を聞く
→ 似た条件を作って繰り返す
→ 実際の場所で試してみる

という段階を踏んだことで、仕事で必要になる駐車への第一歩につながりました。

実際の場所で練習できなくても、方法はあります

ペーパードライバー講習では、

「実際に使う場所で練習したい」

というご希望をいただくことがあります。

もちろん、実際の場所で練習できるのであれば、それが一番分かりやすい場合もあります。

しかし、会社の駐車場や施設の駐車場などでは、契約や利用条件、周囲の状況などによって、そこで何度も練習することが難しい場合もあります。

そんな場合でも、実際の状況を確認したうえで、

「どの部分が難しいのか」
「どんな車の動きが必要なのか」
「別の場所で何を練習しておけばよいのか」

を考えることはできます。

今回のように、別の場所で条件を作り、本番に必要な動きを練習する方法もその一つです。

実際に講習を受けた方の声もご紹介しています

「仕事で運転することになった人はほかにもいる?」

「駐車が苦手だった人は、実際に講習を受けてどうだった?」

という方に向けて、実際にペーパードライバー講習を受講されたお客様からいただいたアンケートやご感想をご紹介しています。

▶ ペーパードライバー講習を受講されたお客様の声を見る

仕事で使う駐車場に不安がある方もご相談ください

愛知ペーパードライバースクール名古屋校では、一般的な運転や駐車だけでなく、実際に仕事や日常生活でどのように車を使うのかを伺いながら講習内容を組み立てています。

「会社の駐車場が狭くて不安」「機械式駐車場に入れられるか心配」「実際の場所では繰り返し練習できない」といった場合も、状況に応じた練習方法をご相談いただけます。

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