脱ペーパードライバーに向けての状況認知判断トレーニング

 

車の運転で重要なことは、「認知」「判断」「操作」の3つです。

 

その中で、「交通事故の主な原因となるものは一体どんな要因でしょう？」

交通事故は、必要な情報を見落としたり、見誤ったりする「認知ミス」や、せっかくの情報を正確にとらえても、それを危険と判断できない「判断ミス」によるものが大半です。

そこで、様々な状況下で皆様に正確な認知と判断をしていただけるように当ブログの中で、「状況認知、判断のトレーニング」をしていただければと思います。

 

それではまずは、ご自身が運転しているつもりでご覧ください。

 

十字路を直進しようと40キロで走行しています。

この状況で皆様はどのようなことに注意して運転しますか？

 

 

まずは、写真を見て状況の「認知」をしてください。

そのあとに、安全な「判断」を考えてみて下さい。

 

道路では、様々な種類の車が混在しており、それぞれ性能や特性が異なっています。その車を運転しているドライバー（ライダー）は、様々な事情をもって運転しています。

 

そのため、すべてのドライバー（ライダー）が皆様と同じ判断をするとは限りません。

 

それぞれのドライバー（ライダー）がどのような判断をして、何をしようとしているのかをよく観察し、臨機応変に対応することが必要になります。

 

例えば今回の状況でいえば、皆様が十字路を直進する際に、対向右折車として前方にバイクが見えます。

 

本来、右折車には対向直進車の邪魔をしないというルールがあります。ところが、「時間に追われている」とか、「イライラしている」など、対向ライダーさんが様々な要因で判断ミスをしてしまい、本来ではありえないタイミングで右折をしてくるかもしれません。

そのため皆様は、そのことを予測して、実際に速度を落としたり、ブレーキを構えたりして様子をうかがうなどの対応が必要になります。

 

 

いかがでしょう？簡単でしたか？もちろん実際には、交通の流れの中で、素早く正確な「認知」「判断」「操作」が必要になります。

 

その分難しくなりますが、まずは、ゆっくりで結構ですので、正確な「認知」「判断」を身に付けていきましょう。

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。