2025.07.08

【岡崎校】助っ人インストラクターとして企業講習に参加してきました

今月は企業向けの安全運転講習が多くあります。その一つとして、自動車学校時代のご縁がある方からお声がけいただき、新入社員向け安全講習に助っ人として参加してきました。

今回は、当スクールが主体となって講習を進めるのではなく、企業様のフォーマットに従って進行するスタイル。私はその枠組みの中で、実技を担当しました。

受講されたのは、そのグループ企業に勤める社員の皆さんで、20代を中心とした若手の方々。今後、業務で運転が必要になるということで、すでに私生活では日常的に車を運転している方が多く見られました。

一見すると慣れているように見えるのですが、実際に講習を通してみると、「運転はできるけれど、少し不安を感じる、乗っていて安心できない」というシーンがいくつかありました。

特に目立ったのが、バック駐車でのパイロン接触です。やや狭い場所に設置したという背景はありますが、全員がパイロンに接触してしまう結果となりました。

共通して見られたのは、動作が速いので、操作が不正確になるという傾向です。慣れている分、感覚で動いてしまいがちで、その分丁寧さが欠けてしまう場面が目立ちました。

また、知識面でも共通の課題がありました。それが、右左折時のウインカーの出し方です。出すタイミングが明らかに遅いため質問してみたところ、正解(30メートル手前)を知っていた方は誰もいませんでした。

とはいえ、こうした「できないこと」「知らないこと」があるのは、ごく自然なことです。大事なのは、それに気づくことができたかどうか。今回の講習で、自分の弱点に気づく機会を得たわけで、これはとても大きな意味があります。

今後は、そうしたポイントに向き合いながら、より安全で丁寧な運転を目指してもらえたら嬉しいです。

今回のように、安全運転講習をしっかり実施してくれる企業に就職されている皆さんを見て、正直うらやましくも感じました。こうした体験を通じて、運転への向き合い方が変わるきっかけになればと願っています。

講習、本当におつかれさまでした。今後の安全運転を心から応援しています。

愛知ペーパードライバースクール岡崎校