普段講習を行っていると、「なんだか似たようなことが立て続けに起こるなあ」と思う場面があります。たとえば、ペーパードライバー講習で1年間に同じ職場に5回も呼ばれたり(しかも紹介ではなく、まったく別々の方からの依頼)、普段あまり講習が入らない地域から短期間に複数の依頼があったりと、不思議な「連鎖」が起こることがあります。
今回も「立て続けに起きたなあ」と感じた出来事がありました。それは、マイカー講習を希望された方々の車が、皆さんサイズの大きい車だったという点です。具体的には、わずか1か月の間に三菱のデリカ、トヨタのボクシー、日産のセレナ、ホンダのステップワゴン、マツダのCX-8と、大きめのマイカーを使用した講習が続きました。しかもメーカーもバラバラで、共通点がないように見えるのですが、受講された方には共通点がありました。

それは、皆さんそれぞれ保育園から小学生までのお子さんを育てている子育て世代のお母さまたちだったことです。
おひとりの方は、「夏が暑すぎるので、子供と車で出かけるために今のうちに運転練習しておこう」とおっしゃていたので、夏を前に少しでも早めに準備しておきたい!そんな実行力を感じました。今年も暑そうですもんね。
今回ご受講いただいた方々の中には、少し運転経験がある方がほとんどで、初回からマイカーでの練習を行いました。ただ、お一人だけは運転ブランクが長めだったため、こちらのレッスン車からのスタートとなりました。それぞれの方に合わせた形で、無理のない範囲で進めていけるのが出張講習の良さだとあらためて感じた次第です。
やはりマイカーで練習できるというのは、出張講習ならではの大きなメリットです。普段使いの車で練習できることで、練習の成果がそのまま日常に直結しやすく、実践的な自信にもつながっていきます。
そんなわけで、今回は大きめ車率の高さに驚きつつも、それぞれの受講者さんとしっかり向き合いながら講習を進めることができました。こうした「偶然の連鎖」もまた、仕事をしていて面白い瞬間の一つですね。
愛知ペーパードライバースクール岡崎校 滝