昨日から改めて車に関わる自然の力についての内容を再開しました。本日昨日の続きで遠心力についてです。
カーブを曲がるときに速度に応じてカーブの外側に引っ張られる力のことを遠心力と呼びます。この遠心力は、速度の2乗に比例して大きくなるといわれます。
この速度の2乗に比例するというのは、速度が2倍になれば4倍、速度が.3倍になれば、9倍という具合に大きくなるという意味です。
同じカーブを走行する際に、時速20キロでカーブを曲がるときの遠心力と時速60キロでカーブを曲がる時の遠心力を比べると、時速60キロの時の遠心力が時速20キロの遠心力に比べ9倍大きくなるということになります。
この遠心力がタイヤと路面の摩擦よりも大きくなると車をコントロールすることができなくなり場合によっては、横転や路外に飛び出すというトラブルが起きてしまうのです。
このように遠心力は、速度が速くなると急激に大きくなります、カーブや曲がり角ではそれを踏まえて運転する必要があります。
それでは一体どのように運転中心がければいいのかを明日ご案内させて頂きます。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。