2022.05.01

~車の大きさが与える錯覚とは~ 運転するなら知っておきたい安全運転知識

先日より私達の速度や距離感というのは、様々な要因によって錯覚をしてしまい、時に判断を誤ることがあることをお伝えさせて頂いております。

 

その中で本日は、車の大きさによって陥る錯覚についてです。同じ距離であっても大きい車は近く小さい車は遠くに感じてしまう傾向があります。

また私たちは、大きい車は速度が速く感じ小さい車は速度が遅く感じてしまうという錯覚を起こしてしまいがちになります。

上記の錯覚が起こりえる場面は、右折時に対向車の速度と位置を判断し右折を開始するのか待つのかという判断する状況などです。

対向直進車が大きな車両の場合は、その速度を早く感じ、距離も近く感じやすいです。そのため、無理な右折は行わない方が多いです。

一方で対向車がバイクのような小さな車の場合はその反対の判断をしてしまう可能性が高くなります。

 

対向車が小さい車の場合、その速度を遅く感じ距離も遠くに感じやすく、右折できると判断してしまうととても恐ろしい状況をつくってしまう事もあります。

このように車の大きさによっても私たちの感覚は大きく誤差を生じさせてしまう事があることをご理解ください。

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。