交通ルール解説
一昨日は、高速道路を運転する際の事前準備について、そして昨日は、スタンディングウェーブ現象についてご案内させていただきました。
本日は、事前準備の一つである停止標示機材についてです。
停止標示機材は、高速道路上で故障し走行が不可能となって高速道路上で駐停車する際には必ず使用しなければいけないということはお伝えさせて頂いております。
本日は、その停止標示機材について詳しくお伝えさせて頂きます。
停止標示機材は、大きく分けて2種類あります。一つ目が、停止標示板です。こちらは赤い三角板のこと下記写真をご覧ください。
この赤い三角板には、明確な基準が定められっています。その基準が、昼間に200mの距離か、けい光を容易に確認ができること、夜間でも200mの距離から前照灯で照らしたときに、その反射光を照射した位置から容易に確認できることとされています。
つまり単純に、200m離れた場所から、昼も夜も容易に三角板を確認できることという基準になります。
そして、その反射光の色も赤色と決められているのです。
そしてもう一つが、停止表示灯です。こちらはあまり聞きなれないかもしれませんが、パトランプの様な回転灯をイメージしていただければと思います。
こちらも基準があります。停止表示灯は、点滅式であり灯火の色は紫色と決められています。そしてこちらも停止標示板と同じく、昼でも夜でも設置した場所から200m離れた場所から点灯を容易に確認できるものであることが決められています。
いかがでしょう。高速道路では、いざというときに必ず使用しなければいけない停止標示機材についてご理解いただけたでしょうか?
トラブルがないことに越したことはありませんが、ぜひ車に備え付けておいてください。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。