昨日、一昨日と私達人間の視覚の働きのうち視力についてご案内させて頂きました。本日も視覚についてのお話で視野についてです。
視野とは、眼の位置を変えないで見渡せる範囲のことを呼びます。
一点を見つめそこから目を動かさないでも一定の範囲を見渡すことできますが、その範囲とは一般的に片目で左右それぞれ160度くらいといわれています。
両目なら200度ぐらいの視野があります。
ところが、その視野の中で色彩を完全に確認できる範囲となるとかなり狭く左右それぞれ35度付近といわれておりそこからさらに外側になっていくと色彩を正確に捉えることが難しくなっていきます。
つまり、この範囲の外にある信号や標識といった情報を見落としたり見間違えたりする危険性があるわけです。
そういった意味でも運転中には、様々な情報を正確に収集するためにも視点を絶えず動かすことが必要であることがお分かりいただけたでしょうか。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。