現在は、車に関わる自然の力についての内容でご案内させて頂いております。その中で、
6月16日よりカーブと坂道についてご案内させて頂いております。そしてあと少しでひと段落となります。
本日は、坂道が渋滞のもとにもなっているというお話です。
昨日の内容で、坂の中には坂道錯視という錯覚を起こし、上り坂や下り坂、そして平地が分かりづらくなってしまい勘違いしてしまう場所があることをご案内させて頂きました。
本日も坂の傾斜を捉えることが難しい場所についてご案内いたします。その場所とは、サグと呼ばれる場所です。
サグ(部)とは、下り坂から上り坂に変化する道路の部分を呼びます。このサグ部では、知らないうちに速度が低下してしまう方が多くいらっしゃいます。
そのため前後の車間が詰まりやすくブレーキを多用する方が増え、それが連鎖して渋滞にまで発展することも珍しくありません。
皆さんも、高速道路で長い渋滞を経験されたことがあるかと思います。
何らかのトラブルによって渋滞しているのであれば、原因はすぐにわかります。
ところが渋滞の中には、渋滞地点を通り過ぎても何も原因がなく何が原因であったか分からないようないわゆる自然渋滞を経験された方も多いのではないでしょうか?
その様な場面で実は本日サグ部が原因となっている可能性があるのです。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。