2021.06.06

~積載制限を超えている車は要注意!?~交通ルールの再確認!乗車・積載に関するルール編 その8

交通ルール解説

昨日の続きで、本日は重量や高さの制限を超えて運転している車がどのような状況で運転しており、私たち一般ドライバーはそのような車が近くにいるときにどのようなことを考える必要があるのかをご案内させていただきます。

そもそも積載の制限が決められている理由には、積載の制限を無くしてしまうと、重量無制限で運転してしまえば騒音や振動が大きくなり道路も傷みやすくなるなど道路や環境などへの悪影響が大きく出てしまいます。

また道路や環境以外に、運転自体にも悪影響が出てきます。重量制限を超えてしまうとブレーキの利きが悪くなり停止距離が長くなります。

これは、後続車に積載制限を超えた車がいる状況で、不用意に強いブレーキを使用してしまうと追突される危険性があることが想像されます。

そのためにそのような状況では、強いブレーキを必要としないような運転をする必要があります。

また、高さなどの積み方の制限を超えてしまうということは、ガードレールや歩道橋などに接触する可能性があったり、踏切通過の際に架線を切断してしまったり、高架下をくぐる際に高架に接触してしまうこともでてきます。

 

前車が積載の制限を超えている車の場合には、そのようなハプニングを想定しておく必要があります。

また他にも、荷物の高さが高くなると重心が高くなり、カーブで横転する可能性もでてきます。皆さんも一度は、過積載のトラックなどがそのようなに状況になり横転や接触といったハプニングを起こしてしまう映像を見たことがあるのではないでしょうか?

 

その様なことを想定して運転をするとなると、そういった積載の制限を超えて運転している車の近くにはあまり近づかない方がいいかもしれません。

上記のように、私たちが積載の制限を超えて運転をすることはないかもしれませんが、そういったやむを得ず積載の制限を超えて運転している方々と一緒に道路を使用しますので、そういった車の特徴などを知っておいていただければと思います。

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。