昨日は、緊急事態に強いブレーキをかけるとタイヤがロックしないようにコンピューター制御してくれるABSについてご紹介いたしました。
本日は、そのABSが作動した時のある現象についてご案内させて頂きます。
今日のお話を知らないとあまりにびっくりしてブレーキが故障したかと思う方もいらっしゃるかもしれません。
実は、ABSが作動すると車中にとても大きな音が鳴ります。「ガ、ガ、ガ、」とバルブの作動音が響き渡りさらには、踏んでいるブレーキがブルブルと細かく振動します。
恐らく多くの方は、そんな状態を体験したことがないと思います。
あまりにびっくりしてブレーキを弱めてしまうとブレーキが解除されてしまいますので、そのままブレーキを踏み続けていただく必要があります。
ABSが作動した時の通常ではありえない車の挙動をしっかりご理解しておいてください。
ちなみにABSがご自身の車に備え付けられているのかを確認する方法として、エンジンを始動させる際に運転席の速度計などがあるパネルを見ていてください。
「ABS」というランプがついたら備え付けられている車であることが分かります。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。