交通ルール解説
本日も歩行者保護についてのご案内です。昨日までは、横断歩道がある場所での歩行者保護に関するお話でした。
そこで少し皆様に考えていただきたい場面のお話です。横断歩道のない場所での歩行者に関するお話です。
街中で横断歩道も何もない場所を横断しようとしている人や、実際に横断している方を見かけたことはないでしょうか?
実際にすごく狭い生活道路などでは、私自身も歩行者として道路を横断することもあります。では皆様が運転中にそういった状況に出会った場合の対応についてです。
横断歩道がある場合には、横断希望の歩行者がいた場合には、停止線で一時停止しなければいけませんでした。
では横断歩道がない場合に横断希望者がいた場合にはどのようにすればいいのでしょうか?
もちろんその場合にわざわざ一時停止する必要はありません。横断歩道がない場所でも一時停止の義務を課してしまうと歩行者がどこでも自由に道路を横断できてしまいますよね?
そうなってしまえば交通は大混乱に陥ってしまうかもしれません。ですので、横断歩道がない場所での横断希望の歩行者に対しては何もする必要がありません。
※ただし、中にはタイミングを見誤り飛び出す方が居るかもしれませんのでその予測はしていただいたほうがいいです。
では、横断歩道がない場所で横断している歩行者がいた場合にはどのようにすればいいのでしょうか?
先ほどの横断希望者と違い、今度は実際にわたっている方が居る場合には、接触してしまう危険がありますので、その場合にはもちろん道を譲ってあげてください。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。