トラブル対処法
本日は昨日の続きで、タイヤパンク時の応急修理キットについてです。
応急修理キットを使用する際には、パンクの原因となっている釘やネジなどを抜かず修理を行います。
応急修理キットに入っている薬剤とコンプレッサー(タイヤに空気を入れる装置)を使用し一時的に走行できる状態にするものです。
まずはパンクしているタイヤの状態を確認します。
タイヤがパンクしている状態で走行し続けてしまうと、タイヤの側面にひびが入ってそこからも空気が漏れてしまったり、また場合によってはタイヤの原型をとどめないほどにボロボロになってしまったりすることもあります。
その様な状態では応急修理キットでは修理対応が不可能となってしまいます。ひび割れ等無ければ、タイヤのバルブ(タイヤの空気を入れる場所)のキャップを外しさらにバルブコアを外します。応急修理キットに入っている薬剤を注入しバルブコアを再度取り付けます。
※薬剤と空気入れる装置が一体になっているものもあります。
その後、コンプレッサーにて空気を注入します。コンプレッサーは電動になりますので、車のシュガーソケットから電源を取りエンジンをかけてコンプレッサーを動かします。
コンプレッサーでタイヤに空気を入れて規定数値になりましたらコンプレッサーを止めバルブのキャップを閉めます。※タイヤの空気圧は、車の取扱説明書鵜をご覧ください。
空気を入れたら、車を走行させます。
※走行は10分又は5分ほど行います。
走行すると薬剤がタイヤ内部にいきわたりパンク部分の空気が漏れるのを押さえてくれます。走行後再度タイヤの空気の規定量を確認します。
その際に空気のヘリが少ない場合には、再度空気を入れなおし近くの整備工場まで移動して修理を行ってください。
もし空気の減りが著しい場合(130以下)の場合には、応急修理キットでの修理はできませんのでJAFさんなどの業者さんを依頼してください。
いかがでしょうか?あまり使用することは少ないですがパンク時の応急修理キットの大まかな一連の流れをご理解いただけたしょうか。詳しくは、各キットの説明賞をご覧になって使用をお願い致します。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。