2022.03.10

~対向車のライトが光った!その意味は?~ 運転するなら知っておきたい安全運転知識

安全運転知識

 

本日から車通しで行っている意思疎通方法についてご案内させていただきます。ただし、昨日ご案内させていただいた通りこれらの方法は、ルールとして定められているものではなく、車の装置を使い様々な意思疎通をしている実例になります。

状況によって大きく意味が異なることもあります。しっかり相手の意思を読み取れるようになってください。

 

本日は、対向車のライトが「パッ!パッ!」と光るパッシングについてです。まず、パッシングとは、ハンドル右側にある方向指示器を手前に2、3回ほど連続で引くことで使用できます。

方向指示器を手前に引くと引いている間だけ前照灯(ライト)が上向きで点灯しますので連続で使用するとライトが「パッ!パッ!」と点滅するように見えるものです。

 

このパッシングを対向車が皆さんに行った場合状況には、皆さんは適切にその意味を読み取る必要が出てきます。

例えば右折待ちの対向車に対して対向車が減速や停止をしてパッシングを行った場合には、お先にどうぞという意味で使用されたりしますし、減速や停止を行わない状態でパッシングをした場合には、自分が先に行くので出てこないでという意味になります。

 

状況によって全く異なる意味になるため十分に状況を判断する必要があります。

また、「お先にどうぞ」という意味で使用した場合にもそのパッシングをしたドライバーさん以外の車や人の動きをしっかりと判断して慌てて行動しないでください。このように同じ意思疎通の方法でも全く意味が異なることがお分かりいただけたでしょうか?

 

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。