現在は、車に関わる自然の力として、様々なお話をご案内させて頂いております。本日も続きで、坂を走行中の錯覚になります。
私達ドライバーは、運転中に道路の傾斜を捉えながら速度のコントロールを行っています。
例えば、上り坂であればアクセルの坂に合わせて踏み込まないと失速してしまい後続車に迷惑を与えてしまいます。
反対に下り坂でブレーキによる速度コントロールを行わないと、どんどんと速度が上がってしまい速度超過によるトラブルに見舞われる可能性が高くなっていまいます。
ところが坂によっては、私達ドライバーを錯覚させてしまう場所があるのです。
例えば、長い下り坂を走行しているうちにそれまでの坂よりも勾配が緩い下りに差し掛かると、平地と勘違いしてしまいアクセルを踏み込み速度超過に陥ってしまったり、平地を上り坂と勘違いしてしまい強くアクセルを踏み込んでしまったりすることがあるのです。
このような錯覚のことを坂道錯視と呼ばれます。
そして一部坂の中では、多くの方が坂道錯視をしてしまうような坂道もありそのような場所ではトラブルが起きやすくなっています。
坂道では感覚だけに足らず速度計を適切に使用して速度コントロールをする必要があるのです。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。