2021.07.19

~トンネルで起こる異変とは?~交通ルールの再確認!高速道路の走行編 その10

交通ルール解説

本日も高速道路の走行についてです。昨日は、高速走行時のハンドル操作についてご案内させて頂きました。

今日は、トンネルについてです。一般道路を走行している場合場所によってはほとんどトンネルが存在しないエリアもあります。

 

ところが高速道路を利用すると所々でトンネルを通過することがありますので、トンネルでの注意点もご案内させて頂こうと思います。

トンネルに進入するときに私たちの体にある異変が起こります。それは、一時的に視力が急激に低下するのです。

これは、明るいところから急に暗いトンネルに入ると目が暗さに慣れるのに時間がかかり、その間に視力が低下するというわけです。

これを暗順応と呼び、視力が回復して周りが見えるようになるのに多少の時間を要します。

 

その後、トンネルを通過し終わり、出口で外に出るとそれまでの暗いトンネルから外の急に明るい場所に出るためその場合も一時的に視力が低下します。

こちらは、明順応と呼びます。暗順応と明順応を比べると、暗さに目が慣れる暗順応の方が明るさに目がなれる明順応よりも時間がかかるとされています。

 

いずれにしても、トンネルは入口・出口で一時的にとはいえ視力が落ちることになりますのであらかじめ速度をひかえたり、車間距離を多めにとったりして十分にご注意をしてください。

それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。

本日も、ありがとうございました。