トラブル対処法
本日も昨日に続きオーバーヒートに関してのお話です。昨日はオーバーヒートの疑いがあるときの異常や水温計などで判断をしていただく旨のお話をさせて頂きました。
本日はそんな症状が出た時に走行を中断した後の対処法です。まずは、車を停止した後にエンジンを止めるか止めないかの判断を行います。
目に見えた以上があるとすぐにエンジンを止めた方がいいのではないかと感じるかもしれませんが車の状態を見きわめましょう。
まずは、ボンネットを開けてエンジンルームの風通しを良くします。
※その際には、エンジンが高温になっていますので十分にご注意してください。
エンジンを停止させてしまうと、冷却水が循環せずにエンジン温度が上がってしまったりエンジン内が焼き付いたりする可能性が出てしまいます。
ただしエンジンをかけたままにしているのに冷却ファンが作動していない状態であったりまたは、冷却水が漏れていたりする場合にはうまく冷却されませんのでエンジンを停止させてください。
水温計の針がH側に振り切っている場合などは、水温が下がってくるまでエンジンをかけたままにしてください。
ただし、一向にエンジンが冷却してこない場合や症状がどんどん悪化していく場合などはすぐにロードサービスや専門の業者に連絡していただいたほうがいいかと思います。
ちなみにオーバーヒートの原因として冷却水の不足や漏れまたは、エンジンオイルの不足や劣化、漏れなどが考えられますので、定期的に冷却水やエンジンオイルの点検を行ってください。
点検方法が不安な方は整備工場併設のガソリンスタンドなどで店員さんに確認してもらうのも一つの方法です。
それでは、愛知ペーパードライバースクールの服部でした。
本日も、ありがとうございました。